わずかなキズなら、1回で５～１０か所ほどであればリペアで補修できると思います。ということは、専門家にお願いするのであれば少数の傷ではなく、いくつかまとめて頼んでくださいね。世の中では東急ハンズなどで修復セットが購入できることからもわかるように、“木製の床や家具のキズ消し”はありふれた作業なんです。繊維の内側に水気を取り込む木のありがたい特性を活用したへこみ傷のメンテナンス法は、自己再生能力を持った木のフローリングならではのすぐれた方法と言えます。家で採用されている床を汚れなどから守っているものは非常に薄い薬剤の膜だから、日々の暮らしの中で行ったり来たりするだけでもこすれてしまったり、細かい砂ぼこりなどでよく見ないと見えない傷になります。両面テープでくっつけられる仕様のフローリングを使ってるなら、もとの床材に重ねて使えるため、自分の力で部分的に模様替えすることが可能です。フローリングの床は一部分を入れ替えるのがとても難しいのです。張替えを行っても色調が合わず、調和しない場合もあるので、リペアを行うのがとてもうまくいきます。手を加えずすべてフローリングの乾燥が終わった時点で、少しの量で回数を分けて塗布し、また放置して乾燥してまた塗布する。この塗り方がフローリングワックスがけのコツですから、実践してみてください。工務店の経験によって床のリペアの仕上がりには雲泥の差ができます。業者の経験をよく考え、補修を依頼する専門業者を選ぶのが適切だと思います。専門用語でサネという凸凹の形をした場所がフローリングには見られます。この突起によって、きちんと貼り合わせることが可能になると言われています。床に物を誤って落下させてのこってしまった小さな傷とか、お気に入りの家具についた傷は、木材のものならリペアできると言われています。プロフェッショナルに頼めば、いろいろなキズの補修に不可能はありません。補修したい場所の色合いより少々濃いフローリング傷補修剤を選択するといいです。ちょっと深みがあるほうが木目に溶け込むので、全然目立たなくなります。床の補修剤は、ＤＩＹショップや最近増えてきた100円ショップなら手に入ります。色は、床のフローリングと比較して暗めが合います。白っぽくならず、床のもとの色に馴染んでくれます。実際に専門家のリペアは見事で、終了後の状況はというと、あると思って見てみないとどこの場所をリペア補修したのかだれも発見できないと思います。傷が気になるからとすぐに床材を入れ替えるのはどうかと思います。一般的に傷はリペアできるので、総交換しなくても嫌なキズをきれいに補修することは簡単です。とりわけ無垢材でできたフローリングのへこみなら、濡れた古布を置いて、アイロンをあてるようにすると、温度が上がることでフローリング材が膨らみ、元に戻るという話もあります。